バーチャルネット右翼きも19歳
CGを勉強してる男の子です。2年を越えるお芋の国での防人を経てようやく東亜に帰国出来きました。座右の銘は「来世に期待age」です。ちょっとシャイで人間の屑の気がありますがみんな仲良くしてあげてください。
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スクエニオープンカンファに行く時
 新幹線で東京に行く時に、座席の小物入れに財布が入っていた。開けてみると、山ほどの現金とカードが入っていた。周囲の客に財布の所有者でないのを確認して、それを車掌に届けようとした。
 この国は日本だ。届いた財布が、そのままの形で届けられるべき国なのだ。
「すいません、お客様。紛失物はもし三ヶ月に見つからなければ、お客様に所有権が移ります。その際の時のために連絡先を教えていただきますか。それとも所有権を放棄しますか?」
 もちろん知らないことだった。ふと、脳裏に先ほどのぎっしりの厚みがあった財布が思い浮かんだ。何故か、心が動揺したのだ。
「いや、所有権はいりません。権利は放棄します」
 顔は何とか笑っていたが、声は上擦っていた。何故上擦っているのか。ここで声が上擦るのは、恥ずかしいことではないのか。
「財布の中に、免許証が入っていたので持ち主は見つかると思いますよ」
 付け足すように言った。それが何とか絞り出した精一杯の発言だった。車掌はなるほどと納得している。
 しばらくの間、心の中にざわめくものがあった。恥ずかしいことを思ったからだ。日本人として生き、思うべきでないことを、ほんの僅かでも思ってしまったからだ。
 幸運にも持ち主は見つかったらしい。正しいことをし、誰かを救えた。それでも、自分の心は晴れ渡らなかった。やはり、恥ずかしいことをしたからだと思った。

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